保護犬猫を救う活動に興味を持ったとき、動物愛護団体シェルターの存在を意識する方も多いでしょう。
全国に数多くあるものの、それぞれの活動内容や理念が気になります。
今回の記事では、動物愛護団体の比較、おすすめポイントについてご紹介いたします。
ぜひ、信用できる動物愛護団体シェルターを知りたい方は参考にしてみてください。
比較してみた! おすすめの動物愛護団体シェルター
早速、おすすめの動物愛護団体シェルターを比較してみました。
自身に合った保護団体をぜひ見つけてみてください。
ライフボート
ライフボートは、保健所などの行政機関で殺処分されるはずの犬猫を保護した上で、里親を見つける活動を行っている動物愛護団体です。
2021年1月時点で犬猫の累計救命数は20,000頭を超えており、1998年8月から犬猫救命をはじめている長い歴史を持つ団体です。
施設内には、附属動物病院があるので、保護した犬猫たちの医療や外来診療も行っています。
犬猫の里親募集情報は「いつでも里親募集中」「ペットのおうち」などのサイトに掲載しており、保護犬や地域猫に対して、去勢避妊手術を推進した活動にも力を入れている団体です。
また、里親募集活動以外にも、身体障害などで譲渡が困難となった犬猫の終生飼育も行っています。
ライフボートのHPには「初めて猫を飼う方へ」「犬の飼育としつけの基本」など、里親さんに向けての読み物も充実しています。
動物愛護団体シェルターの比較として、千葉県柏市にあるアニマルシェルターでは、面会・譲渡会が毎日開かれているのが特徴的。支援物資・支援金の報告もHP上にきちんと記載されているので、信用が持てる動物愛護団体シェルターと言えます。
公式サイト:https://www.lifeboat.or.jp
SORAアニマルシェルター
SORAアニマルシェルターは、東日本大震災で行き場を失った動物たちの保護活動を行うことから始まった動物愛護団体です。
所在地は福島県。「日本一、世界一楽しいシェルターにしよう」のモットーを掲げています。
人と動物が幸せに、そして快適に共生できる町づくりの目的を達成するために、犬猫などの動物の救助や保護、里親探し、しつけに関する相談などの活動を行なっています。
物品販売に係る事業について、利益が生じた場合、特定非営利活動の事業に充てているとの記載あり。
動物愛護団体シェルターの比較として、 HP上にある「SORAライブカメラ」を通じると、日々の活動の様子がリアルタイムでわかります。気になる方は一度覗いてみてはいかがでしょうか。
公式サイト:https://sora.ne.jp
人と動物のハッピーライフ
人と動物のハッピーライフは「人と動物とが共生する社会」を目指している動物愛護団体です。
平成28年11月11日に誕生した特定非営利活動法人で、年度ごとの事業報告書もサイト上でしっかり報告しています。
活動内容は、平常時から災害時の準備を行うために、動物飼育者・支援者の登録や、飼育施設の準備などが挙げられます。
また、ペットと幸せに暮らすためのノウハウ(実践講座・セミナー)も開催。年に1回入場料無料のわんわんイベントも行っているなど、ペットとの共生の素晴らしさを伝える活動に力を入れていることがわかります。
やむを得ない事情で譲渡先を探している飼い主の相談も受け付けています。
動物愛護団体シェルターの比較として、おすすめポイントは年に1回ドックイベントを開催していることです。愛犬と共に一日中楽しめるので、気になる方は一度訪れてみるのがおすすめです。
公式サイト:http://pahl.jp
ねこたまご
ねこたまごは、行政に収容された子猫の保護を行なっている動物愛護団体で、2011年5月からスタートした特定非営利活動法人です。
活動内容は、行政からのレスキューに対応、猫の適正飼育の普及に努めた啓発活動などが挙げられます。
また、猫の保護をされた方への後方支援も行っていて、個人が猫を保護するときのアドバイスから新しい飼い主を探すお手伝いまで取り組んでいます。譲渡実績や収支報告もしっかり記載されてあるので信頼度も高いです。
動物愛護団体シェルターの比較として、猫の赤ちゃんを保護している特徴があります。
乳飲み子預かりボランティアも募集しているので、気になる方はお問い合わせを行ってみてください。
公式サイト:https://www.nekotamago.org
アニマルレフュージ関西
アニマルレフュージ関西は、動物を愛していて、積極的に救い出そうとしている方々のネットワークをつくることを目的とした動物愛護団体です。
1990年に設立した認定特定非営利活動法人で、2021年時点の犬猫の累計救命数は6,000頭を超えています。
主な活動内容は、保護犬猫のケア、社会化トレーニング、里親探しで、不妊去勢手術の推奨や、日本の動物福祉水準の向上のための啓蒙活動にも力を入れています。
動物保護や動物福祉の現状を知ってもらうために各地で講演活動も行っています。
これまでに、子どもたちに犬と仲良くなる方法を教えたり中学一年生を対象に「いのちの授業」を伝えたりしてきました。
アニマルレフュージ関西は、ブログをはじめ、数々のSNSでも情報発信を行なっているので活動的な印象を感じます。
また、訪問したユーザーからの口コミも良く、スタッフも親切とした内容が目立ちます。
動物愛護団体シェルターの比較として、大きな規模の団体と言えるので、保護犬猫を救うための活動に積極的に携わりたい方におすすめです。
公式サイト:https://www.arkbark.net
anifare
anifareは、ペットが飼えなくなってお困りの方に対して、新しい家族探しのお手伝いをしている動物愛護団体で、動物福祉の理念に基づき運営を行なっています。
全国にあるワンちゃん専用シェルターで保護費不要で預かってもらえ、状況によっては翌日の引き取りも可能です。
新しい家族が決まるまで充実なサポート体制を取っており、犬猫を手放すことに対して葛藤や罪悪感を抱いている方にも優しく寄り添ってくれます。
また、anifareのシェルターには管理獣医師がいるので、適切な指導の元でスタッフが健康管理を行うことから信頼度も高いです。
主なリコンディショニングメニューは、感染症対策、ワクチン接種、内部寄生虫駆除、マイクロチップ装着、トリミングなどです。
新しい里親が決まるまでペットをお預かりする「東京リコンディショニングセンター」ではYouTubeで24時間ライブを配信中。一時的な保護・飼育施設ではなく、ペットごとのコンディションに向き合い、手当てを行います。
anifareでは里親探しも行っていて、累計譲渡頭数は11,000頭※を超えており、全国の300ヵ所の動物病院と提携しているので住んでいる地域に限らず、気に入った保護犬猫の里親になれる可能性があります。
※2022/12月現在
anifareのおすすめポイントは、人とペットが幸せに暮らせる仕組みがしっかり整えられていることです。
お客様満足度も数々の項目でNo. 1を獲得していて、ユーザーからの口コミも良いです。
公式サイト:https://anifare.jp
まとめ
動物愛護団体シェルターを比較する上で、さまざまなおすすめポイントがあります。
中でも、保護犬猫を里親として迎え入れることを考えている方は「全国対応可能」「動物病院と提携している団体」であると安心して利用できます。
理念や活動報告をしっかり読み取ることも大切。引き取り時のみではなく、終生までをきちんと考えた万全なサポート体制を取りましょう。
おすすめポイントを押さえながら、信頼できる動物愛護団体シェルターを見つけてみてください。