anifare(アニフェア)の評判を調べていると、費用が高いとの口コミを見つけました。
何かの支援をしたり、活動をするとなればそれなりの費用がかかりそうですが、評判になるほど費用が高いのでしょうか?
保護された犬や猫達を引き取る際に、anifareでは費用がいくらかかるのか、そしてその詳細を徹底的に調べてみました。
まずはanifareの会社概要を確認しておきましょう。
株式会社anifareとは
株式会社anifareとは、保護した犬や猫達の里親を探すサイトです。
販売事業者の名称 | 株式会社anifare |
設立 | 2019年4月19日 |
事業内容 |
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代表者名 | 原田 康隆 |
住所 | 東京都渋谷区広尾5-25-2広尾AKビル8階 |
連絡先 | info@anifare.jp |
月間の譲渡数は500頭以上で、累計譲渡頭数は11,000頭以上に及びます。※2022/12月現在
ではそんな実績のあるanifareで、里親になるとどのくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。
【anifareの評判】費用が高い?料金システムを解説
anifareで里親になるには、約10万円の費用が必要です。
この金額が高いか安いかの判断をするには、その内訳をしっかり確認していく必要がありますね。
【必要費用の内訳】
- 寄付金
- フードセット
- ワンちゃん・ネコちゃん移送費用
- ペット保険
- 動物病院での費用(お迎え時)
それぞれ詳しく解説していきます。
寄付金(譲渡費用)
譲渡時の寄付金は保護犬猫ごとに異なり、寄付金は下記のような活動にあてられます。
- シェルター構築積立および運営維持費用
- 保護活動費用
- WEBサイト開発・運営費用
- 全国動物病院ネットワーク構築および維持費用
この様にサイトの運営として、必要な費用がまかなわれる内容になっています。
シェルターとは保護した犬や猫の健康管理を行う施設です。
管理獣医師ができるだけ健康な状態で、新しい家族のもとにお渡しをするためのお手伝いをしています。
シェルターでは、ドッグトレーナーなどの資格保持者や、ペット業界での勤務経験が長いスタッフがお世話をしています。
さらに譲渡会も開催しているので、直接犬やネコに会うことも可能です。
フードセット
フードセットの料金は犬とネコで違ってきます。
内容 | 料金 | |
保護犬用 | ロイヤルカナン フード 2kg わんかーむ 1袋 ベジデントフレッシュ 2袋 アクアデントフレッシュ 1本 | 約11,000円 (※ライフステージによって異なる) |
保護猫用 | ロイヤルカナン フード 1kg アクアデントフレッシュ 1本 | 約5,000円 (※ライフステージによって異なる) |
こちらは定期購入ではありません。
強制的に購入を進められるものでもないので、必要と判断したら購入してみましょう。
新しい生活環境がスタートした時の食事は大切なので、anifareで推奨されているものを与えるのは、犬や猫にとってストレスの軽減になるかもしれません。
ワンちゃん・ネコちゃん移送費用
移送費用は8,580円~と、お住まいによって違うので、直接問い合わせて確認してみましょう。
移送費とは、犬や猫を新しい家族のもとに届ける費用です。
届け先は自宅ではなく、自宅近くの動物病院になります。
動物病院の獣医師によって健康状態の確認や、今後の暮らしに対するアドバイスを受けることができます。
移送方法は、移送会社に依頼をして、1頭に対して1台の車が用意されます。
移送ルートはanifareが設定したものを守りながら、安全を第一に運ばれます。
そのため荷物などの通常配送とは比較にならず、割高になるのは仕方ないですね。
ペット保険
ペット保険の料金は犬とネコで違ってきます。
内容 | 料金 | |
犬の保険 | 【プリズムコール】
| 3,140円/月 |
猫の保険 | 2,560円/月 |
保険の加入は、犬や猫を迎えるための条件になります。
保険の名称は「愛情ふるふる保険」譲渡会専用のペット保険です。
犬や猫も人間と同じように、ケガや病気で治療や手術が必要になる場合があります。
そんな時、お金がない理由から愛するペットを守れないのはつらいですよね。
プランも2つから選べるので、もしものために備えておきましょう。
またanifareには独自の「ani SUPPORT(アニサポート)」という保証サービスがあります。
加入は任意で、譲渡の条件には入っていません。
途中解約ができないので、保証内容をしっかりと確認してから加入しましょう。
月々の掛け金は税込3,190円です。
①飼育困難時の引取、里親探し代行
どうしても飼育が困難になった時に、再度anifareにて新しい飼い主さんを探します。
移送費用と、飼育が困難であることを提示をする必要があります。
②医療費補助
ペット保険でまかなわれない部分の保証をするものです。
シャンプーやトリミング、ワクチンや避妊などの医療行為以外の費用は保証の対象外です。
③「PET LIFE 24」の会員特典が利用可能
PET LIFE 24のサービスが会員価格で受けられます。
内容はトリミングサロンやドッグカフェ、ペットホテルとさまざまです。
④専門医、高度医療対応動物病院等の紹介
大切な犬や猫が大きな病気を患った場合には、適切な動物病院を紹介します。
⑤しつけ応援おやつ「わんかーむ」の優待販売
フードセットにも入っている、犬のおやつ「わんかーむ」がずっと30%OFFで購入出来ます。
わんかーむとは、鹿肉を主成分としたサプリメントタイプのオヤツです。
動物病院での費用(お迎え時)
家族として迎えることを決めた犬や猫は、自宅近くの提携動物病院で受け取ります。
その際に必要な費用は、次のようになります。
内容 | 料金 | |
犬 | 狂犬病予防ワクチン接種及び登録 | 約7,000円 |
マイクロチップ装着及び登録 | 約6,500円 | |
猫 | マイクロチップ装着及び登録 | 約6,500円 |
マイクロチップの装着は、法定義務項目なので実施しなくてはいけません。
マイクロチップとは、直径約1~2ミリ・長さ約8~12ミリの小さなカプセルのようなものです。
個体を識別するため皮下に、注射で入れます。
迷子になった時など、飼い主を見つけられるメリットがあります。
ペットに負担にならないか気になりますが、通常の注射くらいの痛みで、副作用はほとんどないようです。
【anifareの評判】調査まとめ
anifareの費用について悪い評判があったので、その内容を徹底的に調べてみました。
すべて犬やネコに必要なものばかりで、一概に「高い」と言えるものではありませんでした。
【費用内容】
- 寄付金
- フードセット
- ワンちゃん・ネコちゃん移送費用
- ペット保険
- 動物病院での費用(お迎え時)
上記中には任意のものもありますが、全て合わせると約10万円の費用が必要です。
引き取る犬種や、お住まいによって費用の違いはあるので、確定した価格が知りたい場合は直接問い合わせてみましょう。
保護された犬やネコ達に、新しい家族とのステキな出会いがあるといいですね。